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2017.07.15
ちょっとアドバイス2017年7月号
ハンゲショウ「半夏生」「半化粧」(ドクダミ科)
ハンゲショウは北海道を除く日本、中国やフィリピンに分布する多年草で、湿潤な環境を好み、主に水辺や湿地に自生します。
ハンゲショウは「半夏生」「半化粧」などの漢字があてられ由来は諸説あります。
「半夏生」は夏至から数えて11日目 半夏生と呼ばれる日あたりに花を付けることに由来します。
「半化粧」は花が咲く頃に葉っぱの一部が白くなり、半分化粧をしたように見える事から付けられました。
ハンゲショウは水湿地の減少によって生育地が失われ、絶滅危惧種に指定されている県も多い。
半夏生にタコを食べる由来は?
元々は田植えを終えた農家が、神様に食べ物を捧げて豊作を願った事から始まり、その時にタコを捧げて豊作祈願後にみんなで食べた事が由来です。
タコが選ばれた理由は、八本足で稲がしっかり根を張ることを願う・・あるいは、タコに沢山ある吸盤のように、稲も沢山実る事を願ったから・・という説があります。
実利的な面では、タコには疲労回復の効果がある「タウリン」が含まれている事を昔の人は長年の経験で、田植えで疲れた時にタコを食べたら元気になった事を知ってたんですね。
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