スタッフブログ

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2019.06.27

ちょっとアドバイス2019年7月号

ツユクサ(露草)

名前は「露を帯びた草」から来ています。別名「蛍草」とも呼ばれています。
分布は、北海道~沖縄にかけて、やや湿った空地や道ばたなどに生育しています。
花言葉は、「尊敬」「変わらぬ思い」
開花:6~10月頃まで。1年草で1日花です。朝露を受けて咲き始め、午後になるとしぼんでしまいます。葉に朝露が弾く姿も、花の愛らしさも夏の暑さを和らげてくれるような涼しげな様子をしています。
花びらからは染料に使える青色の水が取れます。


全草を乾燥させたものも、生薬で「鴨路草」オウキソウいう解熱・利尿・解毒などの薬効があります。
それに、野菜として食べる事が出来る草花です。味はクセも無く食べやすく、新芽はサラダに、お浸しや和え物、炒め物としてもOKです。
青く美しい花は、エディブルフラワーとして飲み物に浮かべたりして使う事が出来ます。
いつもの食卓の一品に、季節の料理として楽しんでみてはいかがでしょう?
子供の頃は、空地やあぜ道にさり気なく咲いて気にもとめなかった草花でしが、大人になって興味を持って調べてみたら、知らなかったことばかりでびっくりです。

2018.11.09

ちょっとアドバイス2018年11月号

紅葉

秋になると、寒さと共に木々の葉の紅葉が始まります。その美しさにうっとり。
というのも日本の四季の楽しみの一つですね。紅葉のメカニズムとは?
紅葉と黄葉の違い。ほとんどの人が緑の葉が赤や黄色に変わることを「紅葉」と思っていますが、葉が赤くなるのは「紅葉」黄色に変わるのは「黄葉」と表現します。

黄葉の仕組み

緑の葉にはクロロフィルという緑色の色素が沢山あります。一緒にカロチノイドという黄色の色素も含まれていますが、夏の間は光合成をするためクロロフィルが多く黄色が目立たず緑色の葉っぱに見えています。
寒くなり太陽の光が少なくなると、光合成するクロロフィルの力が弱まり、いままで隠れていた黄色のカロチノイドが目立ってきます。という現象が「黄葉」の正体なのです。

紅葉の仕組み

寒くなると光合成する力が弱まり、いらなくなった葉を落とすための準備が始まり、葉の付け根にコルク質の離層という組織ができ、光合成によって作られた糖分が運ばれずに葉の中に溜まってしまう現象がおきます。こうして糖度がアップした葉に日光が当たると、アントシアニンという赤い色素が生成されます。この色素が緑のクロロフィルムよりも目だって葉が赤くなるわけです。
紅葉は、人間から見ると季節を感じさせられる色の変化ですが、木々たちからすると、エネルギーを効率よく使うための知恵だったんですね。
「感性を養うのに、紅葉狩に出かけよう」

2018.06.21

ちょっとアドバイス2018年6月号

「ドクダミ」

ドクダミは日本や中国、東南アジアが原産の多年草です。草全体から強い臭いを放つことから、古くは「毒溜め」と呼ばれいることにちなんで、こういう名前になったとされます。

開花時期は56月に真っ白な花を咲かせます。

花言葉は「白い追憶」は、転んだときにドクダミの葉を揉んで傷口に当ててもらったという、母親との懐かしい思い出にちなんでいます。

「野生」放っておいても元気に育つ生命力の強さを表しているとされています。

ドクダミの葉や茎を乾燥させたものは「十薬」という名前の生薬で知られています。

煎じて飲むと、血圧を下げ殺菌作用が蓄膿症・利尿作用で便秘の改善や血液循環を良くし神経痛を改善、動脈硬化・アトピーにも効果があるとされています。

ドクダミ虫除けスプレーの作り方、乾燥葉・ホワイトリカー(35度)・水・蓋付の瓶・スプレーボトルを用意して、ドクダミがひたひたになる程度の量を注ぎ3週間ほど漬け込みます。

液が茶色になったらスプレーボトルに入れて同量の水で薄め、エッセンシャルオイル(5滴)を入れて完成です。

結構嫌な臭いの草ですが、なかなかの優れ物です。「臭い植物」と敬遠せずに上手く生かしてあげて下さい。

2018.03.09

ちょっとアドバイス2018年4月号

 蓮華草(レンゲソウ)

4月となれば、田舎に行くと田んぼで、時々レンゲソウが広がって咲いている風景が見られます。

小さい頃は、高い空から小鳥のさえずりが聞こえてきて、畦ではタンポポが黄色い花を咲かせ、裏のレンゲ田で友達と隠れん坊をしたり、花飾りを作ったりして遊んだのも懐かしい思い出です。

しかし、近年では、化学肥料の浸透や、レンゲソウを好んで食す害虫の広がりから、レンゲソウ田畑を見かけることは少なくなりました。

レンゲソウは、田んぼを管理している農家が、前の年の秋頃に、田んぼの肥料(緑肥)として種子をまきます。

レンゲソウは根っこ部に「根粒菌」をすまわせ、根粒菌から養分をもらっています。

根粒菌は空気中の窒素を植物の使える形に変える特別な能力があります。

つまり、レンゲソウ全体が窒素を沢山蓄えた肥料なんです。

農家は田植え前にこのレンゲソウを機械で土と攪拌し、やがて腐葉土のように分解され、土中の肥料分が多くなります。

ほかにも、レンゲソウの花は良い「蜜源」蜂蜜になることから蜜源植物としても利用されているほどの、優れ物だということです。

2017.10.31

ちょっとアドバイス2017年10月号

 タマスダレ 「ヒガンバナ科」球根草

アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイのラプラタ川流域及びチリ、ペルー原産。

日本には明治時代初期頃に渡来し、日本の風土ににも良く適応し、人里周辺に半野生化した群落が見られることがある。

和名の由来は、白い小さな花を「玉」に葉に集まっている様子を「簾」に例えたことによります。

9月上旬~10月中旬頃に、草丈も短い可愛い花になります。

花の色もピンクと白があり、耐寒性に強く、防寒を必要としません。

霜や凍結にあっても大丈夫。

植えっぱなしにして置くと何年でも、何十年でも同じ場所に咲いてくれる、大変丈夫で育てやすい花です。

  ※アスファルトから根性花

しかし、ヒガンバナ科の仲間なので、花にも毒が隠されています。

葉や茎に「リコリン」というアルカイドが含まれていて、食べると嘔吐を起こす原因になるので、気を付けましょう。

花が咲いて「あ、咲いた」という程度で、申し訳なく思います。

でも、植えっぱなしの中には、そうやって存在感を示すものもあるのです。

花は「咲いてなんぼ!」人間と同じですかね?

2017.09.29

ちょっとアドバイス2017年9月号

 クズ(マメ科 クズ属)

開花時期は、8159月末頃。秋の七草の一つでもある。

由来:大和の国(奈良県)の国栖(くず)という所が葛粉の産地であったころからの命名。

回りの木々をつるで覆ってしまう程の破壊的な繁殖力で、ひと夏で10mぐらい成長するため、森を覆いつくしている状況を見ると、他の植物と調和的であるとはとても思えない姿があります。

セイタカアワダチソウなどの帰化植物と同じ用に扱われている様です。

葛の花は、フジの花に似ていますが、フジと違って上向きに咲きます。香りは、ふと甘酸っぱいいい香りがして、フジに似ています。

大きな葉っぱに隠れているので知っている人しか見つけられませんが、目線よりも上くらいまで高く上に上がっている部分に花をつけることが多いようです。見つけても、無理に花を取ろうとしてケガをしないように注意してください。

クズは世間で嫌われ植物になっていますが、皆様の役にたっている面も多々有るようです。つるの繊維部分は、葛布の原料になり、根は大量のでん粉を含んでいて、葛粉も取れて葛餅などに、ひき始めの風邪や下痢の漢方薬「葛根湯」として用いられています。

先月、洞川に行ったのですが、吉野の葛餅は、格別に風味と食感が良かったです。

2017.07.15

ちょっとアドバイス2017年7月号

 ハンゲショウ「半夏生」「半化粧」(ドクダミ科)

ハンゲショウは北海道を除く日本、中国やフィリピンに分布する多年草で、湿潤な環境を好み、主に水辺や湿地に自生します。

ハンゲショウは「半夏生」「半化粧」などの漢字があてられ由来は諸説あります。

「半夏生」は夏至から数えて11日目 半夏生と呼ばれる日あたりに花を付けることに由来します。

「半化粧」は花が咲く頃に葉っぱの一部が白くなり、半分化粧をしたように見える事から付けられました。

ハンゲショウは水湿地の減少によって生育地が失われ、絶滅危惧種に指定されている県も多い。

半夏生にタコを食べる由来は?

元々は田植えを終えた農家が、神様に食べ物を捧げて豊作を願った事から始まり、その時にタコを捧げて豊作祈願後にみんなで食べた事が由来です。

タコが選ばれた理由は、八本足で稲がしっかり根を張ることを願う・・あるいは、タコに沢山ある吸盤のように、稲も沢山実る事を願ったから・・という説があります。

実利的な面では、タコには疲労回復の効果がある「タウリン」が含まれている事を昔の人は長年の経験で、田植えで疲れた時にタコを食べたら元気になった事を知ってたんですね。

2016.10.16

ちょっとアドバイス11月号

 エノコログサ「ねこじゃらし」

ちょっとした空地や草地があればどこにでも生えているこの野草が、栗の原種です。

見たことがないって人は居ないでしょう。なじみ深い雑草のひとつです。

何の変哲もない野草ですが、ネコジャラシは穀物だったんです。

ただの雑草じゃない!

香味焙煎(ただ煎るだけ)してみると、匂いの通り味もやはり香ばしい系。

ただゴマのような強い風味を持っているわけでもなく、どちらかといえばトウモロコシに近くて「はじけずに粒のまま残ったポップコーン」かな?

塩をひとつまみ振って食べると・・・美味し~い!

2016.09.25

ちょっとアドバイス10月号

 ススキ(薄・茅・尾花)

イネ科ススキ属 カヤ、(大型の多年草)日本全国に分布。

ススキとは、すくすく立つ木(草)という意味のようで、古名の尾花とは、花穂の姿によるものだそうです。

秋空をバックに銀の穂を揺らすススキには、何故か寂しさにも似た郷愁を覚えませんか?

誰もが心に持っている故郷に対する原点なのでしょう。

山は暮れ、野は黄昏の薄かな   蕪村

2016.08.25

ちょっとアドバイス9月号

ナンバンキセル(南蛮煙管)

知ってますか?見た事ありますか?ススキの根元に寄生してひっそりと暮らしている植物を・・・日陰の思草といいます。

万葉万葉集に「道のべの尾花が下の思草、今さらになどものか思はむ」という歌が残っていますがこの思草とはナンバンキセルの古い名前だそうです。

ナンバンキセルの名の由来は、花柄や花の形が南蛮人の持つ煙管(パイプ)に似ている事から付けられた名前です。

ススキの根元に寄生している日陰の身で家族身を寄せて静かに暮らしています。

野山に行くことがあれば、ススキの根元を一度そ~っと覗いて見てはいかがでしょう。

煙管家族が静かに暮らしているかもしれません。ひょっとして、沢山の家族、親戚に出迎えられるかもしれませんよ?

あまりにも楽しい出迎えをうけて帰るのを忘れてしまわないように・・・?

2016.07.25

ちょっとアドバイス8月号

 アサガオ

原産地は熱帯アジアから東南アジア地域で、我が国には奈良時代に中国から漢方薬として伝来したと推定されています。

現在でも漢方薬として種子の粉末を下剤、その他の目的で使用されています。

薬用として、伝来し栽培されましたが花が大きくて美しいので人目にとまり、しだいに観賞用として利用されてきました。

アサガオの開花時刻を知ってましたか?

明るい時間から暗い日没に切り替わった時にアサガオの体内時計の時刻合せが始まり、そこから10時間後に開花します。

したがって、人工照明を使って夜昼を逆転させて育てると、夕方に開花することになります。

2016.06.25

ちょっとアドバイス7月号

 ハイビスカス

代表的な熱帯花木。

植物学的にはアオイ科のブッソウゲという植物です。

近縁種が交雑してできた雑種植物であるために、大変変異が多く園芸品種を生もとになっています。

育て方

(1)鉢花の場合には、直射日光に当てるようにしてください。室内に置いておくと、花やつぼみが落ちてしまいます。

   特に寒がりやなのでクーラーの側は禁物です。

(2)高温で日当たりがいいと、次々に花を咲かせます。鉢土が乾いたらたっぷりと水をやります。

   肥料切れを起こしやすいので、2週間に1度は液体肥料を施してく下さい。

   鉢代えは夏ならいつでもできます。

(越冬)越冬させるには加温設備のフレームか温室がいいでしょう。

    無い場合直射日光の差し込む暖かい部屋におきます。最低気温7度は絶対に維持しましょう。

    水やりの時には、お湯を少し混ぜて暖かくしてやります。

    月に1回は暖かい水で霧きをして葉の汚れを落としてやりましょう。

2016.05.25

ちょっとアドバイス6月号

 

6月で先ず思い浮かべるのはジメ~ッとした“梅雨”

梅の実が熟す6月から7月にかけて降る長雨だから“梅雨”と言うそうです。

梅と言えばなんと言っても“梅干”“梅酒”ですよね。

「梅干」

梅干しに含まれているクエン酸には抗菌と疲労回復作用があり、持ち歩いて傷まないのと消化の良さと塩分補給。

これからの季節にはもってこいの食材って言う事ですね。

「梅酒」

梅干しと同様、暑気払いやストレス解消などに抜群の効果があります。

でも、いくら体に良いと言ってもお酒には変わりないので飲みすぎには注意しましょうね。

「梅エキス」

作り方はいたって簡単、梅をすりおろして黒くてトロトロになるまで気長に煮つめるだけ。2㎏の梅から80gしか取れない貴重なエキス。

効果は殺菌や整腸作用、消化不良、下痢などにほんのちょっと舐めるだけOK(苦くて酸っぱ~い)。

 これから暑くなって毎年夏バテなんて言う人も、今年は1日1個の梅干しと梅酒を飲んで乗り切りましょう。

それでもバテテしまったら“梅エキス”で元気回復。

2016.04.28

ちょっとアドバイス5月号

 フキのトウ(キク科・フキ属)

この季節、雪国では山や野原の堅くしまった大地を突き破り「お~い春がきたぞ!春だよ!」とまだ眠っている野草の仲間達に呼びかけている‘春の使者,フキのトウ達がいます。

一口含めば春の香りと程よい苦味が口いっぱいに広がり、関西地方ではもう初夏の訪れのような気候ですが、雪国では「あ~春がきたんだな~!」と実感できる季節です。

昔から、フキのトウはタン・咳の妙薬とし、胃弱の人も良く効くとして重宝がられて来ました。また、葉と茎はカロチン・ビタミンAに富み、虫刺され腫れものに効くともされています。

これらのことも考えて料理を作ってはいかがなものでしょう。

ハーブ

初夏、一年の中で最も多くハーブの花が咲く季節です。

香り高い花や葉を添えるだけで料理が一段と華やかに、色や香りのいいハーブティーを飲んでリラックス。

料理やお茶、香りづけやハーブクラフト、美容、健康にと幅広く使われているハーブ。

※ サラダにおすすめハーブ

  バジル・コリアンダー・イタリアンパセリ・チャイブ・タラゴン・・・など!

  料理の風味と香りつけにおすすめハーブ

セイジ・タイム・ローズマリー・ジンジャー・マジョラム・・・など!

  ハーブティーを楽しむ

ミント・マロウ・レモンバーム・レモングラス・ラベンダー・ローズ・・・など!

 ハーブの香りって?

  葉の表面や花の中に香りの成分が詰まった香り袋(油包)がたくさんついています。

  デリケートなこの袋は、風に吹かれたり、人の手に触れられたり、熱を加えたりすると破れ、中から香りが発散するのです。 

カモミール

ローズマリー

ミント

バジル

2016.04.22

ちょっとアドバイス4月号

土筆(つくし)

スギナの胞子体

4月となればそろそろ田んぼの畦や土手に春の使者「つくし」が顔をのぞかせ

本格的な春はもうすぐそこまで来ています。

名前の由来は、ただ筆に似ているということで付けられたようです。


タンポポ(キク科)

タンポポの種類は、おなじみのカントウタンポポ・面白い形のカンサイタンポポ・白くて綺麗なシロバナタンポポそれからエゾタンポポやトウカイタンポポなどがあります。

以前は、黄色い花の花の咲くタンポポと白い花の咲くシロバナタンポポの2種類でしたが、近頃はアメリカからつたわって来たセイヨウタンポポがよく見られるようになりました。

食べ方 

フキノトウと同じキク科なので少しにがい。やわらかい若葉を摘んでサラダを作ってみれば春の野の雰囲気が・・・根っこは油いりにしてきんぴらにすると美味しいです。

ヨーロッパではタンポポの葉をサラダにして生で食べたり、ドイツでは根をこがしてコーヒーの代わりに飲んだこともあるんですって?

それと、タンポポの白い乳液(しる)は傷口をふさぎ、殺菌効果があるそうです。